壇蜜とコンビで5年ぶりレギュラー復帰 久米宏の「男気」
5年ぶりのレギュラー復帰の裏に何があったのか。久米宏(69)が4月からBSの新番組「久米書店~ヨクわかる!話題の一冊」をスタートさせる。
話題の本の著者をゲストに招くトーク番組で、壇蜜(33)が“アシスタント”。地上波ではないにせよ、久米がレギュラー復帰とあって話題になっている。
久米のギャラは地上波ゴールデンなら1本200万円といわれるが、BSでは半分以下。それでも復帰を決めた理由は、所属事務所の苦境を救うためというから、男気を感じる。
■所属事務所が経営不振抜け出せず
発売中の女性自身によると、久米所属の「オフィス・トゥー・ワン」は近年、何度も経営不振がうわさされているうえ、4月からはさらなるピンチを迎えるという。制作を担当していた「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)が夜11時台に移動になって制作費が大幅に削られるため、番組制作から撤退。さらに同事務所に所属していた小谷真生子(49)がテレ東の「ワールドビジネスサテライト」を降板、事務所を抜ける。
表舞台を退いて久しい久米だが、東京五輪が決定した際、ラジオで「五輪招致よりも他にやることがある」と、福島の原発問題の現状を踏まえて五輪反対を叫ぶなど、いまだに意気軒高。久米節の復活で、お家の苦境を救ってほしいものだ。