「MOZU」好演のルーツも 恩師が語る西島秀俊の少年時代
TBSとWOWOWの共同制作ドラマ「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(TBS系木曜午後9時~)で主役を務める西島秀俊(43)。
NHK大河「八重の桜」で演じた八重の兄役で「服を着ているとわからないが脱ぐとマッチョ」と演技より鍛え上げた肉体に人気沸騰。また中山美穂と共演した「サヨナライツカ」(10年)で役作りのために13キロ増量するが、その直後に1カ月で15キロ減量して体重を戻すなど、演技以外のことで注目されてきた。しかも「メールの返信はしない」「彼女に怒られると眠くなる」「マイペースなので自分に合わせてほしい」などの発言から、自己アピールだけでなく女性にも不器用な面が浮かび上がる。
「中学、高校時代は口下手でしたね。中学1年の頃は泣き虫だった。友達の発言にまともに反論できなくて、泣いて悔しがっていましたよ」と語るのは、桐朋中学1、2年、高校1年の担任の市原展治教諭。
「真面目で目立たなかった。成績も中くらい。男子校だったから、女子生徒に人気があったかどうかもわからない」と地味ぶりを披露。口下手を克服するため逆に俳優を目指す人もいるが、彼の場合はちょっと違った。