話題作続々、演技評判の石原さとみ 台詞はウロ覚えだった

公開日: 更新日:

――オファーを受けた時の感想は?
「本を読んでとても面白いと思ったので、素直にうれしいと思いました。それに久々に中田(秀夫・監督)組に参加できるのでわくわくしました」

――叶絵を演じるにあたって注意した点は?
「『男』に操られている最中は無意識という設定なので、操られ方は他のみんなと統一しなければいけません。たとえば、私が本を取られた時、その手は下ろしていいかどうかなど、すごく細かいところまで、監督や私よりも前に撮影を終えた方たちに教えてもらいました」

■太ももをパンパン

――藤原さんや山田さんと共演して勉強になった点は?
「集中力の高め方ですね。藤原さんとはこれで3度目ですが、なんといっても目力が凄い。映画の中で初めて藤原さんと相対するシーンで“あ、これは藤原さんの映画だ!”って思いました。だって、人間を操るなんて普通ありえないじゃないですか。でも、藤原さんが演じるとリアルに見えるんです。他の俳優さんじゃ想像できませんよね。山田さんは切羽詰まったお芝居の時の気持ちの持っていき方、凄いなと思いました。演じる前に太ももとかの大きな筋肉をパンパンと叩いて、体温を2、3度上げるんです。今度から私もやってみようっと」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド