クラシック出身の演歌歌手「知里」 新曲チャート急上昇中

公開日: 更新日:

偏差値74の高校を出て…

 ご覧のアイドル顔に似合わず、経歴は凄い。中高時代は受験一直線、大学では声楽を学び、クラシックのコンクールでも優秀な成績を収めている。そんな彼女が演歌歌手としてデビューしたのが09年。5月7日にリリースした新曲がチャート急上昇中というからビックリだ。

 上昇中の新曲とは「東京恋歌」。発売翌週にはいきなりUSEN演歌チャートの20位に飛び込み、最新の集計(6月5日)では8位にランクされている。氷川きよしの「大利根ながれ月」が2位、五木ひろしの「桜貝」が3位という中での8位だから、快挙といっていい。彼女にとってデビュー3作目だが、ここにたどり着くまでにはずいぶん“回り道”をしている。

 子供の頃から歌好きだったが、決してアイドルを目指していたわけではない。
「むしろ、ホイットニー・ヒューストンやマライア・キャリーといった外国のディーバ(歌姫)に憧れてました。中学の頃は友達の間でホイットニーのモノマネをして、みんなに“うまいうまい”と褒められ、ヤマハのポプコンで2位になったこともあるんです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ