「ドクターX」秘書役で注目 内藤理沙さんの“コンテスト秘話”

公開日: 更新日:

 写真の左隅にある日付は「02 06 27」。6月30日までの応募期間ぎりぎりだった。

 全国から12万1397人の応募があったコンテストの本選は8月21日、書類審査と面接審査に合格した21人で競われた。

「母と一緒にコンテスト会場の赤坂プリンスホテルに泊まって、翌日にリハーサルをして、次の日の本番に臨みました。本選に出場した時点でオスカー(プロモーション)に所属することは決まってるんですけど、その中で6人程度がグランプリをはじめ、モデル部門、演技部門とかの賞がもらえるんですね。私も母も絶対に賞なんてもらえないと思ってましたから、リハーサルが終わった時点で『モデル部門はきっとあの子だよね』『演技部門はあの子じゃない?』とか想像して楽しんでたんです。

 結局、私は賞をもらえず本選に出場しただけ。『ま、ここまで残れただけでもよかったよね。思い出づくりに出ただけだし』って母と話し合ったんですけど、父の負けず嫌いの血を引いてるみたいで、徐々に悔しさが込み上げてきて……。でも泣きませんでした。泣くと余計に悔しいから。そういえば、本選出場が決まったとき、母に『ごめんね』って言われました。たぶん、コンテストを受けさせたことによって、私の人生が決まってしまう、芸能界=離れていく、みたいな感覚だったんでしょうねぇ。まだ13歳でしたし……」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末