貯金が底つくも…渡辺直美が米国留学で身につけた“逞しさ”

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 お呼びがかからなくなるという不安は、芸能界にいるタレントさんはみんな抱えてると思いますけど、私の場合、特に強かった。じゃあ、どうして3カ月間も仕事をあけたのかというと、自分がそうした不安に押しつぶされず、これからもやっていくにはどうしたらいいか、考える時間が必要だったんです。もっというと、悩んでた。

 たとえば大喜利。長寿番組「笑点」とか、バラエティーでよくある形式ですが、あれが超苦手。どうしようもなくて、オリエンタルラジオの中田(敦彦=32)さんに相談したんです。そうしたら「そんな短所より、長所を伸ばせばいいんだよ。おまえはコントもいけるし、下ネタだってあるじゃないか」って。

「あ、そうか、そうなんだ!」

 中田さんの一言で、前向きになれたといいますか、自分(の長所)は表現なんだ、それをもっと磨きたいと思って一念発起したのが、米国留学でしたから。

■思い出した子供のころの芸能界への憧れ

 向こうはすごいですよ。ダンサーでも誰でも自分の個性を磨き、それを精いっぱい主張している。そうしないと這い上がれないし、短所がどうのなんて悩んでいる暇はないのが、ビシビシ伝わってきました。

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