想定外だったうつみ宮土理「御礼の挨拶」 “消化不良”の裏事情
「“おしどり夫婦”はマスコミが勝手に付けたもの。自ら言った人はいない。悪いイメージではないが、途中で夫婦仲が怪しくなっても、“おしどり”を演じ続けなければならない。結構、迷惑なこともある」
実際、「おしどり夫婦」で売れた高橋ジョージ・三船美佳夫妻は、今や離婚裁判中である。ともあれ、消化不良気味だったうつみの会見。夫の死で思い出すのは歌手のちあきなおみさん。夫の俳優・郷鍈治さん(宍戸錠の実弟)を55歳で亡くした。葬儀では「私も一緒に焼いて」と号泣したという。以後、ちあきは芸能界から一線を引いてしまった。復活を期待され続けながら、すでに20年以上の月日が経過する。準備中という「お別れ会」でのうつみに再度、注目が集まる。
(ジャーナリスト・二田一比古)