歌謡界きっての“左党”あべ静江さん 酒の失敗は生涯2度だけ

公開日: 更新日:

 デビュー時のキャッチフレーズは「フリージアの香り」。清純派アイドルの王道を突っ走り、20代は映画ドラマのマドンナ役に引っ張りだこだった、あべ静江さん(63)。言わずと知れた酒豪でもある。

 私ね、どんなに飲んでも、二日酔いしたことって数えるぐらいしか記憶にないんです。肝臓が強いのか、分解酵素が多いのか……。きっと両方なんでしょうね。

 父はバンドマン、母は歌手だったので、音楽関係者が年中、出入りして酒盛りしている家庭でした。それで、物心ついた時からお酒は身近な存在で、当時としては珍しく、自宅にはウイスキーに交じって、常にワインがありました。

 大きい声じゃ言えませんが、小さいころ、内緒で赤玉ポートワインを1本空けちゃったことがあったの。そしたら翌日、じんましんが出て、かゆくてかゆくて。でも、おうような時代でしたし、家訓に「女性がお酒で失敗するのはもっともみっともない。失敗する前に、家で自分の酒量を知っておくべき」というのがあり、ぜんぜん怒られなかったですね。

 お酒に強いことを自覚したのは、芸能界デビューしたあたりから。最初の男性マネジャーはまったくの下戸だったのね。それで、お酒の席では彼がついでもらった分まで私が飲んでたんです。でも、最後まで普段と変わらないものですから、いつの間にか一目置かれるようになってました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議