上戸彩も蛯原友里も…ママタレに続いて「妊タレ」急増のワケ

公開日: 更新日:

 上戸彩に始まって、菅野美穂国仲涼子、関根麻里に、なんとモデルの蛯原友里まで――芸能界が妊娠ラッシュだ。しかも、一昔前なら妊娠が分かったとたんに表舞台から消えたものだが、最近は大きなお腹を抱えながら、普段通り芸能活動を続ける例が相次いでいる。

 芸能評論家の肥留間正明氏が言う。

「すでに“飽和状態”になっているママタレ競争の激化と無縁ではないでしょう。生活用品などのCMが期待できるママタレは神田うの、大沢あかね、木下優樹菜、坂下千里子などの活躍で今や芸能界で最も“激戦区”になっています。今からそこへ参戦するよりは、もっと前倒しして“妊娠から発表しちゃおう”ということじゃないでしょうか」

 かつてはドラマ撮影中やCM出演中に妊娠発覚となったら、「契約違反」などと騒がれたものだが、スポンサーサイドも変化しているという。

「妊婦さん=“家庭平和の象徴”として社会全体も妊娠に寛容になっているのです。決してイメージ低下にはならない。さらにタレント側にとってもスポンサーの種類がマタニティーグッズやベビー用品などと増えてきたため、妊娠がビジネスチャンスになってきているのです」(前出の肥留間氏)

 妊娠も「芸」のひとつになってきたということか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」