上戸彩 ドラマ撮影中の「妊娠スクープ」に噂される大人の事情
「30歳までには子供を生みたい」と言っていた希望がかない、上戸彩(29)が妊娠を発表した。“EXILE”のリーダー、HIROと結婚後、メディアの注目は上戸の妊娠に集まっていた。女性タレントは注目するまでもなく、妊娠を発表してくるが、上戸は発表前からメディアが探る存在だった。
かつて、女優の妊娠は女性誌の「お家芸」として、いかに早く妊娠をキャッチするかがスクープだった。記者は常に行動をチェック。お腹の膨らみから、お腹をさする頻度などの行為。ヒールのない靴に替えた。歩き方がゆっくりになった。最終的には役所に母子手帳を申請したことなど、妊娠の兆候につながる情報をかき集めたものだった。
上戸の場合は仕事をセーブする時がポイントといわれていたが、結婚後も次々と仕事が入っていた。今年も木村拓哉とのドラマ共演が決まった時点で「妊娠は持ち越し」とみられていた。
女優は事務所が1年先まで仕事の予定を組む。妊娠は出産、育児と長期間の休業を余儀なくされる。仕事との兼ね合いを考えなければならない。「妊娠してもいいかどうか」を事前に事務所に相談することも珍しくない。上戸もドラマ撮影中の妊娠。出産予定日は明確ではないが、まだ安定期前の発表は避けたかっただろう。幸いドラマの撮影なら、体調を考慮した演出面の調整は可能だろうし、周囲も気を使ってくれているという。