ヒロミとカップ麺分け合い…デビット伊東が語る下積み生活

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 でも、居候させてもらったおかげで交通費も助かりました。部屋は1LDKで、DJが1部屋を使い、ヒロミさんがダイニングを使っていました。ボクはスペースがないので、押し入れで寝てました(笑い)。しかも、上段はDJのレコードやなんかがギッシリ詰まっていて、真ん中が重みでしなっていて。

 その下段にボクは布団を敷いて寝ていたんですけど、押し入れの幅って180センチなんですよ。ボクの身長は180センチなのでピッタリで(笑い)、狭い、狭い。眠る時はふすまを閉め……。閉所恐怖症の人は無理でしょうね~。ボクは平気でしたが。

女性からのプレゼントも質屋に

 食事はよくフランスパンをかじってました。よく噛まないとのみ込めないので、だんだん顎が疲れて食べたくなくなるんですよ。

 あと、1個のカップラーメンをヒロミさんと分けて食べたり。ひとりは“麺担当”で麺だけを食べ、もうひとりは“スープ担当”でスープにフランスパンとかを浸して食べるんです。

 こんな食事ばっかりだとつらいですけど、何とかなるというか。師匠の星セントさんをはじめ、「オスカル」時代にひいきにしてくれた女性とかが、食べさせてくれたんですよね。

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