宝塚史上初? まさかの“お笑い部門”で紫吹淳ブレークの予感

公開日: 更新日:

 04年に「月組」の男役トップを退団した紫吹は、鳴り物入りで芸能界デビュー。しかし、女優として活動するも映画の出演はなし。ドラマも事務所のバーターのゲスト出演ばかりでパッとしなかった。それが「まさかの“お笑い部門”でブレーク。宝塚史上初じゃないですか」と驚くのは芸能リポーターの川内天子氏だ。

「宝塚退団後、女優の第一線で活躍するのは簡単なことではありません。特に男役は、男だった宝塚の世界から女として生きる芸能界に来るので、過去のイメージを崩さずに女優としてどう生きるかが難しく、みんな苦労する。今でこそ人気の天海祐希でさえ、低迷期が長かった。紫吹もなかなか芽が出ないと思っていたら、男役の印象どころか天然キャラを隠さずにバラエティー路線に転向して宝塚のタブーまでぶち破ってくれました。宝塚の異端児です。バラエティーで知名度を上げてから“逆ルート”で女優として活躍できるようになれば、大成功でしょう」

 同席した子役のひとりから「テレビで見るたびに面白い人だなあと思っていた」と言われていた紫吹。舞台では本職の実力を見せつけるはずだが、活路を見いだしたバラエティー路線でもブレークの予感である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」