3代目“散歩人”高田純次の魅力は「あまりのいい加減さ」
コラム【桧山珠美 「あれもこれも言わせて」】
「どうも。ジュンジ・クルーニーです」
9月28日にスタートした「じゅん散歩」(テレビ朝日)のワンシーンだ。
地井武男の「ちい散歩」、加山雄三の「ゆうゆう散歩」に続き、3代目の散歩人になったのはご存じ、テキトー男・高田純次(68)。初日は有楽町からスタート。その冒頭でいきなりこんなふざけた挨拶をかましてくれた。さらに、バスに乗り込もうとして「とりあえず、バスに乗ってバスの旅にしちゃいますか? いろんな局がやってるからなあ」と、脱力感たっぷりのコメント。
他にも店のあるじに「もうやってるの?」と話し掛けて、「やってますよ、どうぞどうぞ」と言われると、「やってるかどうか聞いただけ」と言って結局、その店には入らないとか、日比谷公園でスパーリングしていたサラリーマン2人組に近づいて「お昼食べたの?」と話し掛け、「まだです」と言われると、「勝手に2人で食べてね。君たちがきれいなOLさんだったら誘うけど」と立ち去った。