バレエ挫折…水谷豊の娘・趣里が出合った「第2のお父さん」

公開日: 更新日:

 なりたい自分は見えていて、がむしゃらにやっていても、具体的にどう這い上がっていくかが分からない。クラシックバレエの夢は、足首の剥離骨折とアキレス腱断裂で挫折した。両親である水谷豊(63)と伊藤蘭(60)と同じ芸能界で、女優として歩みだした趣里(25)は、思うに任せぬ日々の中、映画や舞台を見ていると……。

■私個人として生きていいんだ、って

 世界観が好き。まだバレエをやっていた時ですが、空間が落ち着いていて、この中に入りたいって思った舞台と出合ったんです。

 岩松了さん(63)演出の「シェイクスピア・ソナタ」(2007年)という作品。そこまで思ったのも初めてなら、同じお芝居を6回見に行ったのも、初めてでした。いま思うと、お芝居に興味を持ったきっかけだったと思います。

 そして、「国民傘」という岩松さんの作品でオーディションを受けるチャンスがあったんです。最終までいったんですけど、結果は不合格。私は行き詰まると心を閉じてしまうところがあり、「また、このまま終わっちゃうのかなあ」って、バレエを諦めたときの気持ちがふと蘇ったりしていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方