上戸彩がCM女王に返り咲き 周到な結婚&妊娠が奏功か
昔、CMは「トイレタイム」といわれ、CMの間に用足しをするなどしたものだった。今は「ドコモ」のような物語風も出現。見逃せないCMも増えてきているが、やはりCMの基本は起用する芸能人。かつて高倉健さんや三船敏郎さんといった大物役者を起用したビール界は相乗効果で売れまくった時代があったが、大物を使えばギャラは跳ね上がる。
今、1本で1億円といわれているのは吉永小百合くらい。ギャラは抑えられて、商品イメージに合った芸能人の起用がCM界の常套手段だ。
「ニホンモニター社」から今年のCM起用社数ランキングが発表された。男性部門では「嵐」のメンバーが上位を独占したが、嵐人気を物語る当然の結果だろう。女性は上戸彩が5年ぶりに「13社」とトップに返り咲いた。ママタレになっても好感度は変わらなかったことを証明した。
今年いきなりCMを9社にした吉田羊のように「人気が出た」結果として付いてくる場合もあるが、意識的に「取りに行く」やり方もある。
起用されるにはそれなりの努力が必要。色気を抑え、爽やかさを前面に出す。そして、大事なのが私生活。スキャンダルがなく健全なこと。以前、広告マンから、「女優の○○さん。男の話は本当にないですか」といった問い合わせが来たこともあった。起用後のスキャンダル発覚は困るからだろう。