中国逆輸入俳優 矢野浩二は“第二のディーン”になれるか?
“中国で最も有名な日本人”といわれる俳優の矢野浩二(46)が22日、「日中親善芸能文化交流『矢野浩二&中国人トップモデル』お披露目記者発表会」に出席。
矢野は2000年にドラマ撮影で北京に滞在したのをきっかけに単身中国へ。抗日ドラマの残虐な日本軍人役で評価を得るも、偏った歴史的解釈に疑問を抱くと俳優の仕事がゼロに。バラエティーへの出演をきっかけに再浮上し、生粋の大阪人ながら中国版ツイッター「微博」でフォロワー149万人を突破。昨年、日本の外務大臣表彰を受けた。
今年から日本で芸能活動を本格化させる矢野は21歳から9年間、現千葉県知事の森田健作氏(66)の付き人だった過去も。
「昔、付き人時代に『矢野、議員になれよ』と言われたことがあって、『それだけはちょっと』とお断りしました」と暴露していた。
海外で活躍後に日本でブレークした逆輸入俳優といえば、ディーン・フジオカ(35)。「彼が売れてそういう状況ができてきた。僕も日本の皆さんに顔を覚えてもらえるよう頑張る。でも、ライバルはくまモン。最近、中国に進出している。かなりライバル心を燃やしていて危機感を抱いています」と中国仕込みのジョークを披露。4月からはテレビ朝日系のドラマ「警視庁・捜査一課長」に出演が決定している。「15年ぶりで浦島太郎状態」と笑う矢野。大手芸能プロ・オスカーのバックアップで“第2のディーン”になれるか。