<36>まさに映画破綻 予定調和の展開は“低俗”だ
近頃の映画に胸を打つ「物語」はない。ほとんどが軽薄だ。アメリカのアカデミー賞脚色賞を取った「マネー・ショート 華麗なる大逆転」という金融パニックものを片頭痛覚悟で見に行った。世界に広がった経済破綻「リーマン・ショック」を予測した金融マンたちの実話とか。クリスチャン・ベイルやブラ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り596文字/全文736文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】