出馬報道は否定も…壇蜜が“日本版チチョリーナ”になる日

公開日: 更新日:

■タレント枠は40歳がひとつの線引き

 壇蜜自衛隊募集の広告にも登場。また、出身地である秋田県のJAが「あきたこまち」のCMに起用するなど地元人気も高い。それだけに、自民党からの出馬説を裏付ける“状況証拠”は十分なのだが……。

 政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。

「政党がタレント候補として白羽の矢を立てるのは、知名度があって以前ほど芸能活動が盛んではない人物。若くて未知の将来性を秘めていたり、引く手あまたの売れっ子の立場では所属事務所も本人も首を縦に振るようなことはないでしょうからね。加えて、自民党公認の元SPEED今井絵理子が沖縄出身で注目されるように“得意分野”があれば、なおさら強い。そういった観点からみると賢いイメージや弁が立つ壇蜜さんの出馬が取り沙汰されるのは理解できます。ただ彼女の場合、写真集等でのヌードが問題視される可能性はある。今年の出馬に関していえば、NHKの番組が決まったこともあるし考えにくいでしょう」

 有馬氏によると、タレント枠での擁立は「40歳がひとつの線引きになる」という。とすれば、3年後あるいは6年後にタレント活動が落ち着いた壇蜜が出馬する可能性は誰も否定できないし、その頃には若き日のヌードはむしろ“勲章”のはず――。

 イタリアにはポルノ女優から政界入りしたチチョリーナの例もある。有権者のハートと下半身をぐっと掴んだ壇蜜の政界入りもけっして荒唐無稽な夢物語ではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  2. 7

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  3. 8

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  4. 9

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 10

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった