第1作に近い「シン・ゴジラ」 “歴代”には意外な身体能力

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■磁石ゴジラ  

ゴジラ対メカゴジラ(74年)

 強敵である宇宙怪獣メカゴジラに一度は敗退するが、落雷を受けまくって全身を磁石にしたゴジラ。気合を入れると周りの鉄を吸い寄せるという、意思の力でコントロールできる磁力を身につけた。このマグネット体質も本作1度のみ。

■人情ゴジラ  

ゴジラ対メガロ(73年)

 人間が作ったロボット、ジェット・ジャガーと戦うゴジラ。メガロは宇宙怪獣ガイガンと組み、プロレスのようなタッグマッチが繰り広げられる。ここでジェット・ジャガーと握手をするなどの礼儀正しさを見せたゴジラだが、ジェット・ジャガーが人質(ロボ質?)にとられ、ゴジラが近づこうとすると殺されてしまうというピンチに陥る。ここでは、動くに動けずひるむゴジラの情に厚い一面が描かれる。

 ほかにも、64年の「三大怪獣 地球最大の決戦」や、66年の「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」などでは、「落ちている岩を手で拾って投げる、足で蹴って相手にぶつけるという能力を見せています。しかし、敵のエビラもさるもの。エビのはずなのにザリガニのようなハサミを持っており、これで岩を挟んでキャッチ。ゴジラに投げ返します。2体はドッジボール的な岩のぶつけ合いを繰り広げるんです」(岩佐氏)。

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