NHKが一縷の望みをかける 「SMAP紅白出場」の大バクチ

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 大晦日の第67回NHK紅白歌合戦の出場歌手発表会見が24日、東京・渋谷の同局で行われた。今回は出場40回の節目だった和田アキ子(66)を筆頭にベテラン勢が続々と落選。初出場は10組と、出演者の世代交代と視聴者層の若返りを図るNHK側の意図が色濃く反映された人選となった。

 昨年の紅白は視聴率が歴代最低の39.2%と、8年ぶりに40%割れ。今年は東京五輪が開催される2020年に向けて改革元年と位置づけているだけに失敗が許されない。そんな背水のNHKがすがるのがジャニーズ事務所である。

■ジャニーズ勢が白組4分の1を“占拠”

 最も注目されたSMAPの名前こそなかったが、ジャニーズ事務所からは、初出場のKinKi Kidsをはじめ、計6組ものグループが出場する。ジャニーズ枠としては、過去最多だった昨年の「7枠」から、単純にSMAPの分を引いただけ。23組出場する白組の中で、実に4分の1がジャニーズだ。しかも、白組司会は嵐の相葉雅紀(33)。最近はメンバーが演歌歌手らのバックで踊ることも多く、まさに“ジャニーズ祭り”と言っても過言ではない。

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