中目黒の四畳半部屋で考案 牧野ステテコ“究極節約レシピ”

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 慣れって凄いもので、8年もいるとエアコンがなくても、冬も夏も平気でね。冬は首から爪先までヒートテックをフル装備してダウンジャケットを着たら、意外と寒くはないんです。夏は濡れタオルを首に巻けば、これまたバッチリ。

■母が送ってくれる食料が命の綱

 芸人としての収入はホント、知れてます。毎月10~15回参加してるライブは交通費と打ち上げで赤字状態。こちらはひたすら修業! としか言いようがなくて、生活費は週3、4回、早朝6時から14時までの、某ベーカリーカフェでのアルバイトで稼いでいます。月収は手取りで平均10万円前後。年収にすると120万円ぐらい。

 当然カツカツです。それでも何とかやりくりしてるんですから、立派でしょ(笑い)。食事は当然、自炊。食材は富山県の実家からお母さんが送ってくれるお米と缶詰、レトルト食品、それと毎回、漏れなく入ってるトロロ昆布が命の綱。アルバイト代が入って裕福な時は近所のスーパーへ閉店間際に行って、半額になったお肉や魚を買うのが密かな楽しみです。

 普段の食事は有り合わせ間に合わせ。お金がないとそれなりに工夫するもので、得意料理のひとつが「ステテコ流特製エビ天」です。用意するのはかっぱえびせんと麺つゆ、少々の水だけ。

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