水谷豊が40年越し監督 映画「TAP」を批評家はどう見たか

公開日: 更新日:

 俳優の水谷豊(64)が持ち込んだオリジナル企画を自ら主演・初監督した映画「TAP THE LAST SHOW」が公開中だ。閉館が決まった劇場を舞台に、最後のタップダンスショーに夢をかける男たちの生きざまを描いた人間ドラマ

 竹中直人伊勢谷友介ら人気俳優が監督業に進出することはままあるが、知名度は高くとも演出家としての力量は未知数。興行的には公開後、一度もベスト10にランクインすることなく、「かなり厳しい数字」(映画関係者)というが、監督・水谷豊の腕前について映画批評家の前田有一氏がこう言う。

「観客そっちのけで独り善がりな芸術映画を作りたがる人も多い中、水谷監督は生粋のエンターテイナー型監督だと感じました。自分が多大な影響を受けたタップダンスの魅力を大衆に伝えたい。その確固たる信念が太い柱となって作品を貫いている。64歳ながら、新人監督らしい情熱にあふれた好感度の高い映画です」

 水谷が演じるのは、公演中の脚のケガで引退を余儀なくされて以来、自堕落な暮らしを続ける元天才ダンサー渡真二郎。彼は社会の片隅で這いつくばるように生きる若者たちの中に輝く才能を見いだしたことをきっかけに演出家として復帰。壮絶なしごきで彼らを一流のプロへと鍛え上げていく。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 8

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  4. 9

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり