ファンぬか喜びか 元SMAP番組存続はジャニの温情にあらず

公開日: 更新日:

「今回の記事、さらにテレビ局の番組継続の決定もジャニーズの意向抜きには成り立ちません。記事を書いている記者も、出演者のキャスティングを決定している編成スタッフもジャニーズ担当ですから、どちらも事務所の意向を忖度し、内々にお伺いを立て、了承を得たのでしょう」と、口を揃えるのである。つまり、元SMAPの動向は世間にも注目され、ファンも多いし、これまでのように独立と同時に干すのはさすがにマズイ……。だからといって、今後も3人をバックアップするかといえばこれもまた「否」である。

 ジャニーズに詳しいあるマスコミ関係者がこう補足する。

「SMAPの分裂独立騒動の発端を思い出してください。メリー喜多川副社長がチーフマネジャーを週刊文春との取材の場に呼び出し、『SMAPを連れて出ていきなさい』と通告したのがきっかけでしたよね。国民的人気のSMAPでさえ、意に沿わないタレントなら切り捨てるのがジャニーズの流儀。メンバーはそうした体質を痛いほど知っているから、今はともかく、今後、稲垣吾郎(43)ら3人は干されることを前提に進路を考えています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に