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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ネットは地上波進出の手段 気になるSMAP元マネの次の一手

公開日: 更新日:

 飯島女史と完全にライバル関係になったジャニーズは、3人のネットテレビが終わるのを待ち次々とメジャー活動をスポーツ紙で発表した。Hey!Say!JUMPの山田涼介の主演ドラマ近藤真彦の53枚目のシングルのタイトル「軌跡」をジャニー喜多川社長自ら命名したと報道。さらに、中居正広が「スーパーで買い物している」と地上波番組で語ったことまで報じられた。

 それは飯島氏とのやり方の違いを鮮明にするかのようだったが、飯島氏はジャニーズとバッティングしない策としてネットを使っただけで、地上波進出の手段に過ぎないとみるのが本筋。そのために話題性と視聴数など数字の裏付けも必要だったが、テレビ関係者は、「今回は元SMAPのファンに対する“顔見せ”興行的に映る。これで新たなファンの獲得に結びついたとみるのは早計」という。確かに、3人の今後の活動方向が見えてこない。派手に開店したが、いざ動き出したら、「前と変わらない」では新たな集客は難しい。飯島氏の次なる一手が注目される。

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