芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。
「つい最近までのテレビ界では、オカマキャラはアウトサイダーな存在でした。ところが、騒ぐだけで中身のないタレントが“ひな壇芸人”などと無駄にもてはやされた結果、たけし、さんま……爆笑問題に次ぐMCが育っていなかった。そこを埋めたのがマツコでした。しかし、マツコ頼みの結果、病気による離脱で、テレビ界の“層の薄さ”がまた露呈した。これはテレビ局側の由々しき問題です」
先日はバラエティー番組で、老後が寂しいからくりぃむしちゅーの上田と有田の間に家を建てさせてと懇願していたマツコ。健康より大事な仕事はないだけに、働くペースも見直しか。