“松岡修造まね”こにわの貧乏時代 ネタ作りで借金も大失敗

公開日: 更新日:

 本当にお金に困ったのはこの後で、お金がない時はブックオフに本を売ったりしてしのいだりしましたね。でも、それも一時で、ピン芸人として活動して松岡修造さんのモノマネでテレビに出始め、スポーツイベントに呼ばれる機会が増えると、徐々に仕事がいい感じになっていきました。

■“さしすせそご飯”を駆使して乗り切った

 そんなころ、ひと月分のギャラが入ったばかりの時に知り合いから「こにわさん、そろそろ車あった方がいいんじゃない?」と薦められた25万円の国産の中古車を、ギャラ全部使って衝動買いしちゃったんですよ。

「手頃な値段だし、営業の仕事に行くのに便利だな」と思って勢いで! もちろん貯金なんてないから、次のギャラが入るまで丸々ひと月を0円で暮らさなきゃいけなくなった。人からは借りたくなくて。それでどうやったかというと、仕事の移動は中古車で、仕事以外は外出しない。テレビで飲食店が出てくるグルメ番組は見ないとか、お腹がすくようなことは一切しないとか。部屋ではゲームばかりやって、じっとしてました。

 食事は仕事の現場でたくさん食べ、部屋では実家から送ってもらった白米だけをちょっとずつ炊いて食べ続けた。ふりかけもないから、塩、醤油、味噌など調味料を日によって替えてのせた“さしすせそご飯”を駆使して乗り切りました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末