何度もクビに 紺野ぶるま“仕事ベタ”ゆえ20種もバイト経験

公開日: 更新日:

■人ではなく物と接する方が向いてた

 私は、人ではなくてベーグルとか物と接して仕事する方が向いてた。日雇いの工場でも働いて、タオルを袋に詰めて梱包したり、封筒に「女性用」「男性用」ってスタンプをひたすら押すとか、その方がよかった。

 だいたい8年間で15~20種類やりました。でも、全然稼げてない。働き方が下手。ほとんどが短い期間でしたから、月15万円にもまったくならない。外ではあまりご飯を食べないようにして、当時はガリガリに痩せてました。ピン芸人なので練習する場所とかにお金はかからなかったけど、衣装を古着屋さんで1万円以下で揃えたり、節約してました。

「女芸人No.1決定戦」「R―1ぐらんぷり」に出たこともあって、今はバイトはせず、芸人の仕事に専念してます。

 目標はインスタに、女子会で肉とワインとか、クルージングとか、春らしいネイルとかの写真をあげてる人みたいなキラキラした生活がしたい。もっとネタを頑張ってインスタでキラキラ女子になります。 (聞き手=松野大介)

▽こんの・ぶるま 1986年9月、静岡県生まれ。2009年からお笑い芸人として活動。「R―1ぐらんぷり」の17、18年で決勝進出して話題に。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」