関ジャニ∞渋谷すばる 異例の脱退会見にジャニーズの戦略
関ジャニ∞の渋谷すばる(36)がグループを脱退し、所属のジャニーズ事務所も退所するという話題が大きく報じられた。
それも当然、トップアイドルグループのメインボーカルがやめるとなれば、今後のことも含めて大変な事態なのだ。関ジャニ∞は、テレビのバラエティーではグループで、また単体としての露出度も高く、彼らがメインの番組もある。さらに俳優として活躍するメンバーもいる。
そんな中で、彼らの歌の部分、コンサートでの中心となっているのが渋谷すばるだ。渋谷はソロでもデビューしており、アルバムも売れ、単独コンサートでも実績を挙げている。両立している彼の脱退に「なぜ、どうして」という疑問が出てくるのが当たり前だ。
関ジャニ∞は、メンバーがこの問題について1時間に及ぶ記者会見を開いた。ボーカリストとして評価されていることを知っている渋谷は、「メンバーに支えられ、甘えさせてもらい、ボーカルをやってきたが、35歳を過ぎてから人生半分くらいきたのかと考え、この先は自分の責任でどこまで音楽をやれるのか、人生をかけてみたい」と気持ちを語っていた。あれだけ歌をやってきたのだが、音楽の専門的な勉強をちゃんとしてきていないという思いが強かったという。2カ月間、メンバーとも話し合いを続けてきたが、「一から音楽をやりたい」と決意されては、メンバーも最終的に「後押しするしかない」と決断するしかなかったわけだ。