10代女子を毒牙に…山口達也が犯したジャニーズ最大の禁忌

公開日: 更新日:

■主要ファン層である10代女子が被害

 なにしろ、ジャニーズのファン層の多くを占め、中心的存在である10代女子への強制わいせつ行為である。「ケンカや夜遊びといった不祥事とは比べものにならないくらいの失望を与えた」と、ジャニーズを長年取材するマスコミ関係者はこう言う。

「メリー副社長の経営方針で、ジャニーズのファンを大事にする姿勢は徹底しています。いまでこそネット決済もありますが、長らくファンクラブの会費の支払いは郵便振り込みのみでした。これにも理由があって、どんな田舎や地方でも銀行はなくても郵便局は必ずある。東京に来ることができないファンのためにあえて郵便局を窓口にしているのです」

 コンサートチケットの販売もファンクラブ入会が条件。グループごとに存在するファンクラブこそが年商1000億円以上ともいわれるジャニーズ帝国を支える力の源泉。山口はその“禁忌”を犯したのだ。

 前出のマスコミ関係者はこう続ける。

「TOKIOのファンは、メンバーと共に年齢を重ね、今では40代が中心になっている。その彼女たちにとって10代といえば娘の年齢。娘が同じ目に遭ったと思うと顔も見たくないはず。山口への嫌悪感は凄まじい」

 会見では「ファンがいる限り山口達也で、TOKIOでありたい」とも語っていたが、残念ながら表舞台への復帰はかなわないかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド