ヒロミの一言で…ミスターちんが語るトリオ活動休止の経緯

公開日: 更新日:

 それで、「それぞれが好きな道を歩んで、たまにB21スペシャルとしてステージに立てばいいかな」と思ったので、「わかった」と返事したんです。

 ところが、移籍した事務所とは、いまひとつ肌が合わなくてね。そこも辞めて別の会社にお世話になったり、一時、フリーになったこともありました。

 でも、フリーは大変なんです。仕事のオファーが来たらスケジュール調整や仕事の内容の確認もさることながら、一つ一つギャラの交渉や支払いの条件、請求書の起票・送付、そしてちゃんと入金されたかまで、自分自身で確認しなきゃならない。もちろん、入金がなかった時に催促するのも僕です。何もかもが初めてのことだらけ。そりゃ戸惑いますよ。

 B21スペシャルは活動を始めてそんなに間がない頃に「プロダクション人力舎」さんからスカウトされ、その後、ビィー・カンパニーに移籍しちゃってるから、ギャラの交渉ってした経験がない。ましてや請求書とか、入金確認とか、慣れるまで四苦八苦でした。

 それに僕には家族がいますから、将来的なことや収入の安定を考えると波のある芸能界だけに頼っていてはダメじゃないかと思うようになったんです。ヒロミは加圧トレーニングジムで大成功して、デビちゃんのラーメン店は海外進出までしてますから。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」