TWICE超えも 日韓アイドルグループ「IZONE」めぐる攻防戦
韓国内では、もっとすごいことになっている。韓国メディア記者が言う。
「ものすごい反響を呼びました。『IZONE』の人気はデビュー前からすでに『TWICE』『BLACKPINK』『Red Velvet』などに匹敵しています。『TWICE』を超える可能性のある唯一のグループといわれています」
韓国では10月29日にデビューアルバムを発表し、活動をスタートさせる。音楽やバラエティー、冠番組も始まる予定だという。一方、日本ではデビュー曲や来日コンサートなどの発表はない。これは将来の人気を見込んで大手レコード2社が水面下で激しい交渉を行っているため。もちろん、民放キー局も急接近している。発表の準備が完全には整っていないようだ。
今回の企画はMnet側から秋元氏に声を掛けたようだ。秋元氏はなぜ韓国市場に目をつけ、プロデュースを引き受けたのか。前出の記者が言う。
「AKB48グループの下火もあると思いますが、秋元氏は第3次韓流ブームに乗って市場を広げようとしているのは明らかです。秋元氏は以前に俳優のイ・ビョンホンをプロデュースしたこともあり、韓国芸能にも精通している。また、日本での活動はAKB48グループの運営会社『AKS』が窓口になるようです。AKSはインドネシアやタイにAKB48グループを進出させ成功。海外にどんどん市場を広げていく文化があります。今回は韓国市場を狙ったのでしょう。『PRODUCE101』はオーディションに落ちたメンバーでサブユニットを結成し、成功した前例があります。『AKS』の創設者のひとりである秋元氏は二の矢、三の矢を考えているかもしれません」
秋元氏がK―POPブームに絡んできたことで、また莫大なマネーが動くことになりそうだ。