吉澤ひとみの逮捕で…「元モー娘。」相次ぐ謝罪の違和感

公開日: 更新日:

 芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏が言う。

「モー娘。は今年活動20周年を迎え、さまざまなイベントが企画されています。しかし、飲酒ひき逃げ事故をワイドショーなどが大きく取り上げ、収拾がつかなくなる恐れすら出てきました。このままだと、興行やOGの活動にも影響が出てくる可能性がある。そうなる前に少しでも騒動を沈静化させようとして、元メンバーたちは謝罪しているのでしょう」

 確かに、モー娘。などのアップフロントグループ系列の女性アイドルグループが参加するハロー!プロジェクト(ハロプロ)にとっては、吉澤の逮捕でイベントに水を差されると痛い。プロアイドルヲタクのブレーメン大島氏が言う。

「ハロプロのライブは毎年盛況で、どの会場も満員です。多額の収入があるので吉澤さんの件が飛び火してコンサートが中止にでもなったら大打撃です」

 吉澤の事件以降、ハロプロのコンサートは最終公演が行われる12月16日「モーニング娘。飯窪春菜卒業スペシャル」まで127公演を残している。コンサートと物販だけでも25億円以上の収入が見込める。周りが必死に謝罪するのも当然かもしれない。

 接点の薄いOGたちがなぜ躍起になって謝罪しているのか。吉澤の事務所の親会社「アップフロントエージェンシー」に聞こうとしたが、期日までに回答はなかった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”