南キャン山里亮太 エネルギーの源は“理想の自分”への嫉妬
「絶対に落としちゃいけないノートだと思います」(山里亮太/TBS「ゴロウ・デラックス」9月20日放送)
南海キャンディーズの山里亮太(41)は番組で一冊のノートを開いた。そこには荒々しい字で「忘れるな!! 必ず復讐する!!」などとつづられている。そんなノートを見せながら言った言葉を今週は取り上げたい。あまりの筆圧に「ボールペン、シャーペンが悲鳴を上げてました」と。
山里亮太は嫉妬と怒りでできている。まず最初にその対象になったのは、よしもとの養成所、NSCの同期であるキングコングだった。入学当初から際立ったスター性とお笑いセンスで頭角を現していた彼らは、山里に劣等感や挫折感を与えるのに十分な存在だった。
講師に特別扱いされ、脚光を浴び続けるキングコングに、山里は嫉妬と怒りをぶつけるようにネタを書き続けた。次に山里に嫉妬の感情を芽生えさせたのは、他ならぬ相方のしずちゃんだった。
しずちゃんはもともと、山里が“スカウト”してコンビを組んだ仲。自分の長所やしずちゃんの特長を分析し、自分ならこうして彼女の良さを引き出すことができるとノートに書き連ね、プレゼンし射止めたのだ。