なぜ後継者は近藤真彦や東山紀之はではなかったのか

公開日: 更新日:

 しかしながら、予想に反するかのように滝沢がジャニー喜多川社長(86)の後継者に決定。これについて近藤の反応は冷ややかだった。

 近藤の“定位置”となったレースチームの会見に出席。滝沢とはメール交換する仲だったことから驚きもなく、「もっとも適している」とエールを送っている。近藤に呼応するように後輩タレントたちも「尊敬します」とテレビなどを通じて滝沢を歓迎ムードで包んだ。タレント同士の絆は変わらないことを強調するかのようだ。

■一枚岩のカギは…

「怖いのは会社のトップが代わることで、それまで先代に付いていた人間が離れていくこと。特にジャニーズの場合、スタッフよりもタレント離れが怖い。SMAPの独立を機に関ジャニの渋谷すばる、そして今回の今井翼と、退所者が連鎖反応のように出ている。政権交代でさらにタレントの退所者が出ると、事務所のマイナスイメージにつながる。絆を印象づけることで一枚岩を強調する意図もあるでしょうが、スタートしてみないとわからない。やはりカギを握るのはマッチでしょう」(同前)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」