綾野剛は四天王の頂点 日本俳優「中国映画」本格進出の裏
現在、中国映画界はファン・ビンビンの脱税問題以来、市場が低迷。予算を握る投資家たちも慎重になっているため“新しい血”を必要としている。そんな折、綾野の中国進出は中国映画界の“カンフル剤”として、また、日本映画界の切り込み隊長としても期待されているのである。綾野は以前から中国語を勉強しており、撮影には万全の態勢で臨んでいるという。
「映画の題材は、舞台で人気の高かったテッパン作ですし、監督・脚本は、本作の舞台を手がけた人物。若手注目株の女優をヒロインに起用し、話題性は十分。映画がコケることは、まずないはず」(周来友氏)
綾野の所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」は、ハリウッド映画に出演が決まった小栗旬(35)や田中圭(34)、坂口健太郎(27)ら実力派俳優が数多く所属。このトライストーンだけでなく、すでに中国を視野に入れているプロダクションや芸能人は多いのだとか。
「都内の会員制クラブなどで、映画に出資する中国人投資家やプロデューサーに売り込みをかけるアイドルや俳優は数多い。綾野さんを突破口に中国進出が加速度的に進むことは確実です」(周来友氏)
ギャラは映画1本で億単位とも。綾野を筆頭に四天王が中国を席巻か。