「メゾン・ド・ポリス」好発進 高畑充希の“抑え気味”が吉
11日放送の第1回は平均視聴率12.7%と好発進。TBS系の連ドラ「メゾン・ド・ポリス~退職刑事のシェアハウス~」(金曜夜10時)の主演・高畑充希(27)は「抑えた演技の方がいい」(在京キー局スタッフ)と、もっぱらだ。
原作は加藤実秋の同名小説で、高畑演じる所轄の新米刑事が、共同生活を送る警察OBのクセ者オヤジ5人と一緒に事件を解決していくという、1話完結の刑事ドラマ。共演は近藤正臣(76)、角野卓造(70)、小日向文世(64)、野口五郎(62)という、いずれも芸達者なベテラン勢と、西島秀俊(47)だ。
■「役にハマっている」
「高畑は2007~12年にミュージカルでピーターパン役をやっただけあって、滑舌もいいし、声がよく通る。一方で、ハイトーンで大きすぎる声が苦手という視聴者も少なからずいました。高畑がかつて大手携帯キャリアーのCMで、X JAPANの『紅』を熱唱した時も、一部で〈うるさい〉という批判的な声が上がったのも事実です。ところが今回のドラマでは、声のトーンも演技も抑え気味で、ちょうどいい感じで“ひよっこ刑事”役にハマっている。かなり聞きやすくなりましたね」(前出の在京キー局スタッフ)