フジ最後の砦 三田友梨佳が剥がした“お嬢さま”のレッテル

公開日: 更新日:

 フジの新たな夜の顔として、4月1日からニュース番組のメインキャスターを務めることが発表された三田友梨佳アナ(31)。約4年間担当した「直撃LIVE グッディ!」は今春で卒業となるが、共演する大ベテランの安藤優子キャスターのもとで報道のイロハを学べたことは、彼女にとってかなり大きかったはず。入社当時は“アナドル”のイメージが強かった三田アナも、最近はキャスターの仕事がすっかり板についてきた感がある。あと1年もすれば入社10年目を迎えるのだから、当然といえば当然なのかもしれない。

■“お嬢さま”から脱却

 すでに夕方のニュース番組には同局出身の加藤綾子アナの起用が発表されており、フジとしては露払いにカトパン、大トリにミタパンという大英断をしたことになる。それは、三田アナの丁寧な仕事ぶりもさることながら、時には自分の意見をハッキリと言える芯の強さがアンカーウーマンに適している、と評価されたことにほかならない。“お嬢さま育ち”というレッテルを、自ら剥がしてみせたのである。

 実家は江戸時代から続く劇場「明治座」や創業100年余の老舗高級料亭「玄冶店 濱田家」を代々経営する一族。彼女も幼少期から語学・ピアノ・日本舞踊・茶道・習字・水泳・パソコンといった英才教育を受け、なかでも英会話はネーティブレベル(TOEIC850点)、日本舞踊は名取の実力だという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド