癌6度と人工透析 梅宮辰夫“満身創痍”も救いはアンナの自立
昨年、梅宮ファミリーは渋谷区松濤の自宅を売却し、自然豊かな真鶴に移住。そんな中、心労も重なってか、クラウディア夫人も膠原病と診断。その治療の中で骨がもろくなり、股関節周辺を骨折し梅宮と同じ病院の隣室に入院。さらにアンナの長女の百々果さん(17)も原因不明の体調不良で2月に検査入院。MRI検査で異常は見られず、現在は歩行できるまで回復したが手足にしびれが残っているのだそうだ。老いも病も、誰もが向き合わなければならない人生の宿命。大変だが、前出の城下氏はこう言う。
「アンナさんが家族の支えになろうという姿は、梅宮さんも頼もしく思われているのではないでしょうか」
かつては羽賀研二との騒動など“不肖の娘”の代名詞のように語られたアンナの自立こそが梅宮にとっては最高の良薬に違いない。新潮のインタビューでは「このまま芸能界を去るのは癪なんです。俳優が俳優らしく生きられた昭和の芸能界に引き戻したい」と生きる決意をあらわにした“辰兄”。銀幕への返り咲きを願うばかりだ。