二階堂版「ストロベリーナイト」の“過酷ロケ”に30時間密着

公開日: 更新日:

 二階堂ふみ(24)とKAT―TUNの亀梨和也(33)がダブル主演を務める「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)の視聴率が7%台とパッとしない。2012年に竹内結子が主演した「ストロベリーナイト」のリメーク版で、“敗因”として竹内のイメージが強すぎることなどが挙げられている。低空飛行が続くドラマの撮影現場がどんな雰囲気なのかを2日にわたり取材した。

“偵察初日”は4月19日。朝7時40分に墨田区江東橋にある喫茶店から撮影がスタートし、二階堂のほかに宮地雅子、速水竜也も参加。約90分の撮影後、クルーは江東橋から日本橋茅場町に移動し、10時ごろに再び始まった。ここから亀梨が参加し、その後に江口洋介も加わり、四谷2丁目のバー、新宿1丁目、練馬区の大泉学園、埼玉県和光市の丸山台へ移動しながら撮影が続いた。プロデューサーの「撤収で~す!」の声がクルーに伝達された時は23時すぎ。終盤に向かうにつれて役者とスタッフの疲労の色が濃くなり、口数が少なくなっていたのが印象的だった。

 翌20日は7時45分に港区海岸1丁目でスタート。前日の撮影終わりから9時間弱しか経過していない。皆、いつ寝たのだろうか? ふと浮かんだ筆者の疑問をよそに、この日もスタッフとキャストは新宿区中落合、北区志茂、埼玉県戸田市、板橋区中台、板橋区志村坂上へと移動を繰り返し、この日、プロデューサーの口から「撤収で~す!」の声がかかったのは22時30分ごろ。2日間で約30時間近く撮影が行われている計算になる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情