芸人力をあげるため若手時代からのお客さんの前で“勉強会”

公開日: 更新日:

 5月24日、来週金曜日に千代田区立内幸町ホールで独演会開催します、三遊亭鬼丸です。名前は「内幸町タロ人会」。なんで「タロ人会」かというと、世の中に「名人会」を名乗る会はあるけど私は名人じゃないので名人の「名」を「タ」と「ロ」に分けて「タロ人会」。年4回開催で今回が74回目です。

 冒頭で独演会とは言いましたが、まぁ自主公演の勉強会ですね。えっ? どう違うかって?そうですよねぇ。完成品見せるのが独演会で未完成品見せるのが勉強会? 儲かるのが独演会で儲からないのが勉強会? その線引きってかなりいい加減っちゃあいい加減でして、主催者が独演会って言ったらそうだし、出る当人が勉強会って言ったら勉強会なんでしょう。

 でも勉強会っていっても入場料は取りますけどね。「おまえらカネ取っといて勉強すんのか!」と言われると返す言葉もありません。これでは当選してから「勉強します」という国会議員を批判できませんね。ただし芸人って生涯現役、生涯勉強ですから、すべての高座が勉強なんですよね。となるとわざわざ勉強会って言わずに独演会って言うのも普通のことかな。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方