鶴田真由さん最後の晩餐「おいしい米と漬物、塩があれば」
ヨガは剣道や茶道のように本質は“ヨガ道”。ポーズをとったりするのはヨガの一部。本質は涅槃(悟りの境地)にたどり着くまでの8つのカリキュラム――非暴力、非殺生、ヨガのポーズ、瞑想などを経て精進していくものなんです。
■祖父や記憶に残っていない祖母に会いたい
心と体が一体になったと感じた時、「この感覚がヨガだ」と思い、私の中に大きな変化をもたらしました。死ぬまで心身を整えて精進したい。宇宙の真理を求めて怠らずに歩みたい。
いつ死んでもいい。もうやりたいことがないからという意味ではなく、いつ死んでもいいように悔いがないように生きるという意味です。自分はどんなふうに死ぬのだろうと死に方は気になるけど、死ぬことは全然怖くない。
会いたい人――。生きている人は縁があれば会えるでしょうから、亡くなって会えなかった人かな。年齢を重ねたせいか自分のルーツが気になるようになりましたね。
祖父は父方も母方も私が生まれる前に亡くなってしまったので、会ったことがありません。