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井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

G20がどうした?どれだけ大勢が生活的に虐められているか

公開日: 更新日:

 G20会合など適当でいいや、中国の言うことをまあ聞いてやってと、トランプはまだ権力者でいたいがために、自国の崩壊が怖くて核を捨てたくない刈り上げ独裁者を呼びつけに行っただけだった。

 トランプにはグローバリズムも何もない。アメリカファースト主義しかない。自国の商売がうまくいって儲かればそれでよしがヤツの頭の中身だ。世界中が振り回されている。中国の習のオッサンも独裁者だ。プーチンも独裁者だ。安倍も必死のぱっちで独裁を続けたくてもがいている。

 独裁者が威張っている会合に何の成果があったのか。プラスチックゴミを減らしましょだけか。世界中が独裁パターンをマネて、ますます自国ファーストの欲望の資本主義にがっついて、貧乏人は適当になだめられて、格差と虐待が広がるだけだと思うが、どうだろ。アメリカにもっと人間らしい見習うべき次の大統領は現れないのか。どこの国もファースト、ファースト、すぐに制裁、制裁。世界は「戦争」と「平和」しかないのなら、ファーストも制裁も「戦争」してるのと同じことだ。どれだけ大勢の人が生活的にイジメられて、生き地獄に追いやられているか。G20たちの誰にそんな自覚があったのか。

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