みうらじゅんさんのマイ遺品は「だれかに見せるのが前提」
“マイ遺品”はだれかに見せる前提で集めてきました。集めなければという使命感、絶滅危惧種を保護する感覚です。そして、事務所と倉庫の中にバラバラに収められているものたちをどれとどれがどう結びついたら面白いか、そればっか考えてます。こればっかりは自分じゃないとオチにもっていけませんから。
だから、自らがキュレーターとなり、「マイ遺品セレクション」(文芸春秋)という単行本を出版しました。コレクションの説明書きをし、人を笑かして、できれば後世に博物館入りが果たせるようにね(笑い)。