吉本社長会見で連呼「ファミリー」比喩はなぜウサンくさい

公開日: 更新日:

「ファミリーというと、マフィアの“血の結束”みたいなものを思い浮かべてしまいますが、現実の家族は強く結びついているとは限りません。家族VS家族とか、家族VS社会といった場面では一致団結するでしょう。ただし、それぞれが個人である以上、個別の利害があり、対立するケースは十分に考えられます。遺産をめぐる争いもそうですし、母と息子でも、結婚後に息子が妻の味方をするようになって関係が悪くなるなんてことは当たり前にあります。みんなファミリーの実情を肌身で感じているから、お互いにかばい合って協力する比喩に使われると鼻白むのでしょう」

 ファミリーは仲がいいということも、会社はファミリーということも、すべて幻想に過ぎないのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方