山の上にある「岩国城」は眺望が素晴らしいんです
山口県 岩国市編
世界遺産をめざしている錦帯橋から見上げると「岩国城」(岩国市横山)が見えます。1608年に初代岩国藩主であった吉川広家が築城しました。「一国一城令」によって完成から7年で取り壊されましたが、1962年に天守閣の外観が復元されています。現在の天守閣は、錦帯橋付近からの景観を考えて、本丸南側に移動されたそうです。
山の上にあるお城には、錦帯橋を渡った先に乗り場があるロープウエーで向かいます。今回、初めて乗車しました。山頂駅まで3分程度で到着。そこから森林の中の道を進み、旧天守台、空堀跡、北の丸跡などを見学しました。北の丸東面には400年前の石垣が残っていて、歴史を感じさせます。復元された天守閣にも旧天守台から上りましたが、最上階からの眺望は素晴らしい! 錦川や旧城下町の町並み、そして瀬戸内の島々まで一望できるのです。たくさん歩いた甲斐がありました。錦帯橋を訪れたときは、ぜひ岩国城まで足を延ばしてくださいね。