沢尻エリカ出演辞退か 浜崎あゆみ「M」ドラマ化が暗礁に
沢尻は来年スタートするNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の“準主演”ともいえる濃姫役を演じ、すでに収録に入っている。年が明けるとスケジュールはさらにタイトになる。
「時代劇は着付けとかメークに通常のドラマの倍以上の時間がかかります。セリフ回しも独特ですから、その合間に歌姫のような“軽い役柄”は役作りの切り替えが難しいという側面もあります」(ドラマ関係者)
さらに取材を進めていると、こんな声も聞こえてきた。
「同じエイベックスの所属タレントですが、沢尻と浜崎はどちらも女王様気質で相性がイマイチだというのです。どうやら、沢尻は『M』も読んでないようですし、知人には『興味ないし……』とこぼしたとも聞いています」(芸能関係者)
沢尻の出演辞退によって歌姫の自伝ドラマは暗礁に乗り上げつつある。
「会議では『だったら、浜崎さん本人に出演してもらったら?』なんて提案もあったようです。ただ、さすがに今年41歳になった浜崎に“歌手を夢見る少女役”を演じさせるのは難しいでしょう。『改めて新人をオーディションで募集してみたら』という声も出ましたが、全く無名の新人をキャスティングしたら、浜崎さんが力不足と言って、へそを曲げる恐れもあります」(前出の芸能関係者)
これからエイベックスは松浦会長が直々に沢尻の説得にあたるといわれているが、この歌姫の自伝ドラマを巡っては、まだまだひと悶着ありそうだ。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)