小芝風花の抱負「猟奇的な女性とか“陰”な役に挑戦したい」

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 2019年はNHKのドラマ4作品に出演し、実力派として評価が高まっている小芝風花(22)。その実力のウラには近藤正臣のアドバイスがあったという。

 19年はどんな年だった?

「去年はNHKドラマで始まり、NHKで終わり、役の振り幅が広くなって女優としてやり甲斐のある一年になりました」

 演技の評価が高まっているが、気を付けていることは?

「事前に演技を固めて挑むというより、現場に入ってから、見たまま、受け取ったまま演技をすることの方が多いです」

 現場に入ってとは?

「20歳の時に近藤正臣さんと共演する機会があり、ご飯に連れていってくださって『現場に入ったら周りを見た方がいいよ。僕はね、美術さんが用意してくれたお茶を飲んだりするんだよ』と教えてくださいました。私たち演じる側が役作りをするように、美術さんはお部屋を造ってくれていたり、現場ではみんなのイメージが融合して化学変化が起きるということなんです。そう聞いてから現場を見回すと、私の役はきちょうめんな女の子かと思ったら、意外と大ざっぱなところがあったり、共演される方のセリフの表現に対してどう返すかを考えるようになり、演技がより楽しくなりました」

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