著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

志村けんさんの“サービス精神”女性に使った金額を尋ねたら

公開日: 更新日:

 志村けんさんが亡くなられてしまった。もちろん大きな衝撃だ。コロナウイルスに怒りを覚える。それだけでなく、この感染症にかかると、家族であっても見舞いに行くこともできず、亡くなってしまうと顔さえ見ることができず、きちんとお別れすることもなく、遺骨として戻ってくるという現実を知った。志村さんの兄の知之さんも、そのつらさを取材陣に語っていた。

 3月17日に体調不良で自宅で休んでいたが、20日に入院、その翌日には意識がなくなり、所属事務所は25日に感染を公表した。関係者によると、その時点でかなり厳しい状況だった。しかし、事務所も病院からの連絡を待つしかないというつらさ。改めてこのような悲しい状態であることを志村さんが広く教えてくれたと感じる。

 ずいぶん前のことだが、志村さんの単独インタビューをしたことがある。約束の場所に早く行ってカメラや照明のセッティングを始めたところ、志村さんとマネジャーが姿を見せた。予定より早く、スタッフは大慌てになったが、志村さんは「あっ、ゆっくり準備してください」と言ってしばらくその場を外してくれた。時間に遅れないように、かつ邪魔をしないようにという気配りの人といった評判を垣間見た気がした。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」