吉田照美さん NYで個展を開きたい…前澤社長、出資して!

公開日: 更新日:

 始めた翌年かな、池袋で個展を開いてみたらビギナーズラックで結構売れました。うれしくてそれ以来、個展はほぼ毎年続けてます。

 絵はその人なりのテーマが大切ですよね。僕は中学時代にダリの「記憶の固執」の、時計がグニャ~ッと曲がってる絵を見て衝撃を受け、ああいう絵を描きたいと思っていたし、つげ義春の夢を描いた「ねじ式」みたいなマンガも描きたいと思い、始めたテーマが「不思議な夢」。

 個展では画商さんが1号(ハガキ1枚サイズ)の値段を決めてくれました。その基準で10号ならいくらと決まる。そのやり方で売ってますから一応、プロの画家なんです。いっぱい売れるわけじゃないですけど、ラジオのリスナーさんですごく買ってくれる絵のファンがいます。

 ニュースで油絵を描く人がいないから、最近は「ニュース油絵」というものを描いてます。政治とかいろいろな風刺画ですね。SNSにあげて作品は100点以上になった。ネットで話題になった時に週刊誌に取り上げられました。

 画家は昔からパトロンがいないとやっていけないといわれるほど、本当にお金がかかりますね。前はアトリエ用にアパートを借りてましたけど、今は100号以上の大きい絵もあるので倉庫を借りて、自宅がアトリエ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」