RADWIMPSも参戦 音楽サブスク戦国時代に勝ち残る条件は?
最近ではaiko(44)やHi-STANDARDなど、続々と大物アーティストがサブスク解禁に踏み出しているが、中でもサブスクの影響力を決定的に印象付けたのは、昨年11月3日に全シングル配信開始した嵐だ。それまでデジタル媒体から距離を置いてきたジャニーズも、時代の流れには従わざるを得なかったのだろう。今年2月7日には嵐の全アルバムを配信開始した。
もう一組、サブスクの流れに乗った大物アーティストといえば、サザンオールスターズの桑田佳祐(64)だ。こちらは昨年12月にサザンおよびメンバーソロが配信開始。かつて桑田が「“サブスクリプション”まるで分かんねぇ“ナガオカ針(注:レコード針)”しか記憶にねぇよ」といった歌詞で嘆いてみせた「ヨシ子さん」も、今やApple Musicで聴けるのだから、時代も人も変わるものである。
■RADWIMPSの勝算は?
いよいよサブスクに踏み出し始めた大御所たちに加え、旧世代のしがらみやこだわりとも無縁な“サブスク世代”ともいうべきアーティストといえば、Official髭男dismやKing Gnuが筆頭だ。そんな若手バンドの活躍目覚ましい今、出遅れた感のあるRADWIMPSだが、果たしてその勝算はいかほどか。